フランス2024 その三 お得に買う!
Posté par Kumi le 10 juillet 2024
買い物は旅の楽しみの一つ。大都会パリにはなんでも揃っています。高級ブランド店が立ち並ぶおしゃれなエリアもあちこちにあり、お金に糸目を付けなければなんでも買えます。2023年に大改築を終えた La Samaritaine はその高級ブランドで彩られたゴージャスなデパート。なんといっても建物そのものが美術品です!内部の様子はこちらフィリップの動画をご覧ください。しかしながらゼロの数が桁違いなので、庶民には何一つ買えるものはありません!が、一見の価値は十分にあり、パリに来たら是非訪れてほしいお店です。
さて、私の目当ての品は洋服です。のっぽの私、日本では体形に合う既製服がありません。なので、これまで洋服を買うのは一年に一度フランスで、と決めていました。コロナで渡仏できなかった4年間、新しい服は一着も買わず。が、普段使いの服は欲しいし・・・で、この間に自分で作ることに目覚めました!という訳で、今回はフランスで初めて生地屋さん巡りをしました。全く知らなかったのですが、東京の日暮里のように、パリでも生地屋さんが立ち並ぶエリアがありました。でも、プロの仕立て屋さんやブティック相手の商売が多いのか、お客さんは少なくどの店も暇そう。なのに「うちは化繊専門だよ。」「品数が多いから対応に時間がかかる。ネットで注文してもらう方が早いよ。」とか、店員さんの売る気がいまいち、中々目当ての生地に出会えない。何軒か回ってようやく見つけた小さなお店。「こんにちは。」店に入ると接客してくれたのは、ターバンスタイルのキレイなお姉さん。「あ、どーも。あんた、どんなの探してんの?」わ、ため口接客って初めて!けど、このお姉さんのプロフェッショナルっぷりが素晴らしかった。素材に関すること、洗濯機で洗えるか、何を何着作りたいか、どんな糸を合わせるか・・・即座に答えてくれる。もちろん、日本でも専門店に行けばきっちり対応してくれるけど、彼女はなんというか自分の店の商品に関する熟知度が凄い。フランスで買い物をしていてまず気が付くのは、働く人たちの専門意識がとても強いこと。本屋さんでも食料品店でもレストランでも、どこに行っても、尋ねれば即座に答えが帰ってくる。それはとても気持ちのいいこと。でも、お姉さん、色々教えてくれるのはいいのだけど、如何せん、若者発音で専門用語が多くなってくると私の聴き取り能力が及ばない(笑)それでも、何とか春夏用の可愛い生地をゲット。もっと欲しいけど生地も結構重い。帰りの飛行機の手荷物重量が心配だな・・・もう一枚買おうか悩んでいると・・・「あんた、それも2m欲しいの?ハンパ生地だから2m値段で全部持ってっていいよ。」やった!!これがあるから個人のお店が好き。フランスで買い物する時はスーパーや大手チェーン店は避けて、極力個人経営や小規模の店を選んでます。小さい店なら1回行ったら顔を覚えてもらえるし、2回行ったらもうお得意さん。時々こんなおまけももらえちゃうんです。
お得な買い物と言えば、今回大収穫だったのが、古着屋さん。こちらも初体験だったのですが、思いの外たくさんの素敵な服を見つけました!もちろん、本音は新しい服が良かったけれど、今は空前の円安でユーロが激高!頭の中で円に換算するとちょっと手が出ない・・・そこで何となく立ち寄った古着屋さんに、5ユーロや10ユーロで個性的な服が!ニームのあるお店では、コクリコの刺繡が入ったショートパンツに一目ぼれ。これは絶対日本にない!しかも6€!!あーでも、五十路の脚にはちょっと短いか・・・と少しだけ悩んでいるとすかさずお店のムッシュが「マダム、きっとお似合いですよ。そのショートは今日入ったばかりなんです。よかったらこの赤いカットソーを差し上げます。コクリコ柄にぴったりですよ!」やった!またしてもおまけつき!うまく乗せられたのかもしれないけど、レッスンで使うカットソーはいくらあってもいいし、6€で上下セットなら買いでしょ!と、小さなお店は入るのにちょっと勇気がいるけど、人も商品も素敵なものに出会える確立大なんです。皆さんも次のフランス旅では是非小さなお店でお得な買い物を楽しんでくださいね!
Quiero ser yo フラメンコライブのお知らせ
Posté par Saya le 21 juillet 2024
Bonjour à tous !
小夜音です。
もう夏真っ只中ですね!いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はお知らせがあり、私がブログを書いています。
毎年恒例のフラメンコライブを、今年も企画しております!
今回は少しコンセプトを見つめ直し、タイトルも変更。
Quiero ser yo
といたしました。
スペイン語で「私になりたい」です。
芸術でも、日常でも、ほかの誰かみたいになるよう、教育のせいなのか、社会の波なのかは分かりませんが、我々は見えない何かに仕向けられている気がします。
かと言って、「自分らしさ」という言葉もあまり好きではありません。
なんだかずっと変わらないもののように聞こえます。
人は常に変わっていくものですから、その日、その時によって、違う自分があるはずです。
そんな中いちばんしっくり来た言葉が、Quiero ser yoでした。
どんな環境、どんな時であれ、素直にそのときの「私」でいたい。
私は出演者たちの「今」を見たいし、みなさんに「今の私」を見ていただきたい。
そこにみなさんの「今」が重なれば…
その中でこそ共感し、心震える何かがあると信じています。
二度と戻らない瞬間を、一緒に作り上げにいらしてください。
日時:11月30日(土)12時45分開場 13時15分開演
場所:エルパーク仙台6Fスタジオホール
チケット:5000円
出演者:
大渕博光(歌)
徳永康次郎(ギター)
容昌(パルマ)
Saya、高橋直美、廣木恵理、ブラシェ久美、村上直子(踊り)
詳細はこちら
お待ちしております!
夏、盛り上げます!!
Posté par Kumi le 27 juillet 2024
Bonjour à toutes et tous !
Kumi です。
日に日に暑くなり、夏本番ですね!!
夏と言えば、祭り!踊り!今年もBarrio Latino が夏を盛り上げます!
まずは8/4,広瀬文化センターサマーナイトコンサートに出演します。今年はプロ部門とアマチュア部門に分かれた二部構成。プロのステージで、トリを飾るのは小夜~SAYA~のフラメンコ!ポップスや演歌のフラメンコヴァージョンを披露する予定。普段のフラメンコライブではまず見られない貴重なプログラムです。
Barrio Latinoはスエルタ、サルサ、ルエダの3本立て!新作ルエダはかなりいい出来!(自画自賛!)寄る年波を物ともせず、常に進化を目指す私たち!「一生青春!」を賭けたステージを是非是非ご覧ください!もちろん最後はクゥドロで会場の皆さんと一緒に踊りますよ!
続く8/24はいわぬま市民まつり。Barrio Latinoが今年もお声をかけて頂きました。いわぬまのお客さまはとにかくノリが良くてすばらしい!!「同じ阿呆なら踊らにゃ損そん!」まさにこの言葉がぴったりのFesteros があちこちに。どっちがパフォーマーか分からないくらい(笑)毎年客席が盛り上がるんです。本当に嬉しい!!
私たちの出番は17:45ごろ。詳細は間もなく岩沼商工会さんのHPにアップされますのでチェックしてくださいね。
いずれのステージも入場無料。お越しをお待ちしています。一緒に夏の夜を熱く熱く彩りましょう!!
à très bientôt !